ABOUT EACH DEPARTMENT

品質保証部について
執行役員より

品質保証部とは…

品質保証部の仕事は、弊社完成品が、お客さまの求める品質要求値に適合しているかを監査する部署です。
私は(株)デンソー出身で、新卒から定年まで38年間勤めていました。その経験を活かし、弊社の主要取引先であるデンソー様の要求を完全にクリアできているか、お客様目線で確認し、品質保証責任者として保証する仕事を担当しています。具体的には高い最新鋭の測定機器を駆使して、独自の工程検査の実施はもちろん、データや図面との整合性を確認し、加工完了後の品質検査を徹底します。
しっかりと網を張って、品質問題を起こさないように、"ユタカ品質"を作りあげていく。私たちの部署は出荷前の最後の砦です。お客様からの信頼につながる責任ある部署として皆、やりがいを持って仕事にのぞんでいます。

発注する立場であったデンソー様から、加工を依頼される側に転職してきたからこそわかるのは、ユタカ工業の切削に対しての高い技術。「安くて良いものを作り続けられる」という会社の方針で、最適品質でスピーディーに対応できることをデンソー様から評価をいただいていると再認識しました。
非常に職人気質の会社で、製作に精通したメンバーが一丸となり一貫生産の強みを生かしながら日々品質保証の体制づくりを行っています。関係部署の総智総力で物を作り上げているところが弊社の何よりの強みだと思います。

創業64年の今、70年に向けてビジョン

"ユタカ品質"を作り上げていくプロセスの構築、そのための組織作りと後継者の育成に力を入れています。
例えば、NASAのスタッフはロケットをつくるとき、何回も試験的に飛ばす訳にはいかない状況で、どうやってベストなロケットに仕上げていくのか。従来の方法を改良すると何がどのように変化するのか、それに対して何が心配か、心配をクリアするためにいつまでに誰がどうするのか、その評価は…という具合に、品質保証に基づいての一つひとつのプロセスを非常に大切にしているんです。
良い品質は良いプロセスから。ユタカ工業の現場スタッフは皆、いい腕をもっているので、品質向上と工数削減につながる部品生産工程のQCをシステム化することで、さらに強い切削企業になっていくと思っています。
そのためにも現組織の中で中堅の若手スタッフを育成して、お客様の信頼に応えられるような品質保証を築ける組織作り・後継者作りを行うことが私の役目。仕事のプロセスの整理、ISOなどを活用しながら、最適品質で良い物を安く作り続けられる会社づくりに少しでも貢献できたらと思います。

求める人材

情熱を持って仕事ができる人

大きな企業だとセクションごとの枠にはめられてしまいますが、ユタカ工業は他部署間とのつながりも強く、色々な可能性があります。私は大学で機械工学を学んでいた関係で技術畑を進んできましたが、弊社の新卒入社の人は多種多様、語学学校を出た文系の人も頑張っています。やる気があって熱心に取り組む人にはチャンスを与えてくれる企業風土があるので、アツい情熱をもった方をお待ちしています。

メッセージ

とにかく技術力がある会社です。クルマ部品のなかでも、燃費と馬力が抜群にいい直噴エンジンをはじめ、インジェクタというガソリン関係の部品など、クルマという製品ではないにしろ、非常に高精度な寸法要求のある部品を完成させる加工技術を駆使して、環境に優しいクルマ作りに貢献しています。アメリカ・インドネシアにも海外拠点あり、国内はもちろん、グローバルに自分のキャリア、可能性を伸ばすことができる環境です。

その他のインタビュー